ワークスチューニングサーキットデイ
イベントレポート

2014年7月5日「ワークスチューニンググループ サーキットデイ」Rd.2
イベントレポート

豪華講師陣から、毎回懇切丁寧な指導が受けられると人気の「ワークスチューニンググループ サーキットデイ」。今年2回目のイベントは7月5日に愛知県の美浜サーキットで行なわれた。関東地区以外では初の開催となり、西日本のユーザーにとっては注目のイベントとなった。また常連組も走りなれた富士、筑波以外のコースということで遠征するグループも見られた。美浜サーキットはコンパクトながらテクニカルなコース。施設も大きなサーキット並みに充実しているのが特徴。事前の天気予報では梅雨開け前のため雨の予想もあったが、当日は快晴ともいうべき夏空となり強い日差しの下、参加者たちは元気に走り回り充実した1日を過ごした。

6人の豪華講師陣

今回は、TRDからはスーパーGTで活躍する平手晃平選手、STIからは全日本ジムカーナで活躍する西原正樹選手、無限からはスーパーGTで活躍する中山友貴選手と野尻智紀選手の2名、そしてNISMOからスーパーGTで活躍する松田次生選手と佐々木大樹選手の総勢6人の国内屈指のトップドライバーがあたった。

エントリーは77台

今回、美浜サーキット台に集合したのは77台。クラスはいつもの3つ。まずは各クラスの概要をお伝えしよう。

1.チャレンジクラス(42台)
今回は松田次生選手と西原正樹選手の2名が担当。過去のタイム、走行経験、車種、装着タイヤ等を考慮して今回は5つのグループに分けた。走行は15分のフリー走行を3本実施。走行の合間にはドラテク講習や同乗走行、個別に走行アドバイスなどが行なわれる。各グループは8台から9台と通常よりも台数が少ないため、講師の指導にも熱が入った。

2.ベーシッククラス(20台)
過去のタイム、走行経験、車種、装着タイヤ等を考慮して今回は2つのグループに分けて実施。走行は15分のフリー走行を2本実施するメニュー。今回は平手晃平選手が担当。走行の合間には座学講習や同乗走行(応募者多数の場合は抽選)はチャレンジクラスと同じだ。今回は各グループ10台づつの走行となった。


3.エンジョイクラス(15台)
初心者・サーキット走行初級者歓迎の入門者向けとして毎回人気のエンジョイクラス。過去のタイム、走行経験、車種、装着タイヤ等を考慮して今回は3つのグループに分けて実施。走行は15分のフリー走行を1本だが、走行前には他のクラス同様に講師による座学講習や走行後には同乗走行(応募者多数の場合は抽選)を行なわれる。今回は中山友貴選手が受け持った。各グループは5台づつなので余裕ある台数でサーキット走行を楽しめた。


また各クラス、グループの走行時間帯には、佐々木大樹選手と野尻智紀選手の同乗走行が入るため、ライン取りやブレーキングポイントを学ぶ絶好のチャンス。


美浜サーキットは丁寧に走るのが重要

複合コーナーやタイトなヘアピンコーナー多い美浜サーキット。各講師の指摘するポイントは、ズバリ「頑張りすぎないこと!」。きっちりとブレーキングして丁寧にコーナーを回ることが重要だという。とくに複合コーナーはライン取りが重要となり、気合の突っ込みや早すぎるアクセルオンはタイムに繋がらないとのこと。座学を受ける受講生たちの表情も真剣だった。


ドライバーパドックウォーク

前回からはじまったドライバーパドックウォーク。通常のレースイベントでは、観戦者がドライバーのいるピットを歩いて楽しむものだが、「ワークスチューニンググループ サーキットデイ」の場合は、ドライバーが参加者のいるパドックをウォーキングするという逆パターン。レーシングドライバーだけに基本はクルマ好き。むしろ参加者のカスタマイズされたクルマを見ることが楽しいらしく、オーナーとともに大盛り上がり。個人的な興味でドライバーから鋭い質問をしたり、ブログ用の写真を撮ったりと、ほとんど趣味の時間に近い様子。それだけに気軽に記念撮影やサインに応じてくれる。国内屈指のトップドライバーとの距離もグーンと近くなる。

キッズ撮影会

やはり前回からはじまった、当日来場のキッズと講師陣の記念撮影企画。今回の美浜サーキットでは本格レースイベントのように表彰台での記念撮影となった。国内の名だたるドライバーを従え、キッズが表彰台の頂点に立つ!彼らが、将来の日本を背負うドライバーに成長してくれるに違いない。




コース上最後のイベントは6人の講師がそれぞれのワークスのデモカーに搭乗する、恒例となった5周の模擬レース。クルマの性能差によってスタートタイミングをずらしたハンディキャップ制のレースだ。最終ラップではヴィッツに乗る平手選手がコースショートカット走法で先頭を走るS2000の中山選手の前でチェッカーを受ける大技を繰り出すなどレースを盛り上げた。またインプレッサに乗る西原選手はゴール後にド派手なドーナッツターンを披露。観客から大歓声を受けていた。

さて、コース上のイベントがすべて終了すると、いよいよ各ワークスから持ち込まれた豪華賞品をGETできる恒例のジャンケン大会。参加者だけでなく同伴者も参加できる最後のアトラクションだけに盛り上がった。ジャンケン大会が終了すると、国内トップドライバーと中身の濃い1日を過ごせた「ワークスチューニンググループ サーキットデイ」の終了だ。
今シーズンの「ワークスチューニンググループ サーキットデイ」は残すところ1回。
次回は、Rd3 9月20日(土)富士スピードウェイ ショートサーキット 募集台数 132台
となっている。
尚、募集開始は8月1日から、下記WEBサイトから参加申し込みが可能となっています。

サーキット走行を体験してみたい。あるいはドライビングテクニックの向上で悩んでいるなら、ぜひ、参加してみて欲しい。もちろん、トップドライバーと話をしてみたいでもOK。

Adobe Systemsチャレンジクラス 菅野達大さん
講師も注目していたカローラセダンで参加した菅野さんは福島県からの遠征組。なんとマニュアル仕様なのだ。仕事で愛知県にいた当時、実家の福島県まで帰省するのに燃費の良いクルマということでチョイス。しかし友人の影響でサーキットを走りはじめてからは、スッカリその魅力に取りつかれたという。今回は同乗走行で実際にプロの走りを見て、良い勉強になったとのこと。実際、タイムアップして自己ベストも出たので大満足とのことだった。次回のRd3にも参加予定とのこと。

Adobe Systems エンジョイクラス 望月愛里さん 
トヨタ86で参加した望月さん。富士スピードウエイに近い静岡県からのエントリー。愛車はもちろんマニュアル仕様。当初はオートマ限定免許だったそうだが、スポーツカーに乗りたくてマニュアル免許に限定解除。同時に86をオーダーしたそうだ。今回、エンジョイクラスに参加したが、今後もサーキット走行を楽しみたいと気合十分。もちろん、次回の富士ショートサーキットにも地元なので参加したいとこと。

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サーキットデイ名物の同乗走行。美浜ラウンドでは84名の方が同乗走行を体験。そのうち18名は同伴者の方。トップドライバーの助手席で異次元の体験が可能です。

各社のブースには同乗走行や模擬レースに使用するデモカーが並ぶ。ブース前に置いてある時は気軽にコックピットに座ったり、スタッフから説明を受けることができます。


本部前の掲示板には走行時のラップチャートの他、同乗走行の抽選結果や各ドライバーのスケジュールなどが掲出されています。ラップチャートは自分の分はもちろん持って帰れます。

万一の場合でもしっかりしたサポート体制を用意しているのもワークシチューニングサーキットデイならでは。多少のトラブルであれば、経験豊富なメカニックが応急処置を施してくれる。今回も大活躍してくれました。