ハチロク祭
イベントフォト&レポート

今年で4回目となる「ハチロク祭」が筑波サーキット(コース2000)で開催された。当日は雨が降ったり止んだりの不安定な天気の中、多くの新旧86ファンが来場。コース上の走行プログラムや出展エリアのコンテンツを楽しんだ。

メインイベントは、全国から集まったAE86トップドライバーたちによる「AE86ワンメイクレース」。エントリー総数は42台で、仕様別に4つのクラス(4A-G/5A-G/7A-G/LITES)に分かれ、予選+決勝(10周)のレース形式で争われた。決勝はウェットコンディションで行われ、トップチェッカーを受けたのは小泉コータロー選手。2位の近藤隆一選手にわずか0.453差の息詰まるレースだった。また、このレースの“顔”のひとつと言っても過言ではないクリスタルボディ横浜のCBYおだっち選手は、残念ながらリタイア。なお、改造範囲の狭いLITESは9台で争われ、KMS.ライトクラス.トレノ!が優勝を飾っている。

トヨタ86/BRZによる「86/BRZサーキットチャレンジ」も会場の注目を集めた。AE86ワンメイクレースと同様、予選+決勝(8周)のレース形式で行われ、Arrows Kaoru選手が1分7秒台のベストタイムをマークし、トップチェッカー。昨年に続き2連勝を飾った。なかなか見る機会のない現行車による手に汗握るレースは、来場者に好評だった。

走行プログラム以外のコンテンツで賑わっていたのが、第1ヘアピンアウト側奥の芝生スペースで行われた「AE86ミーティング」。AE86オーナー同士がのんびりコミュニケーションできるこの企画には、32台のAE86が参加。小雨のちらつくあいにくの天気となってしまったが、参加車両を対象にした「勝手に86コンテスト」も行われ、大きな盛り上がりを見せた。また、来場者が参加できる「レーシングカー&チューニングカー同乗走行」(抽選)も人気。筑波サーキットの決して広くないパドックに、同乗を希望する人たちの長い行列ができたほどだ。

2016年も同時期に開催する予定なので、新旧86オーナー&ファンの人たちは手帳に書き込んでおくのを忘れずに。ハチロク祭は、今や師走の定番として、全国的な知名度を有するイベントに成長した。

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●開催日 2015年12月13 日(日)
●来場者数 1468人
●出展社数 17社
●AE86ワンメイクレース参加者 42台
●86/BRZサーキットチャレンジ 8台
●AE86/トヨタ86グリップ走行会 50台
●ドリフト走行会 25台
●先導車付きパレードラン 45台
●AE86ミーティング 32台
●後援 POTENZA/RS PRIMO

写真/オールスポーツコミュニティ

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